太字はキーワード
1.背景
裏テーマとして扱われているものは『戦争』ですが、設定でいうと、
ナチュラルと呼ばれる人種とコーディネーターと呼ばれる遺伝子操作された人種の争いに端を発した戦争を通じて戦争をおさめていこうとする話し(かなりはしょっていますが)
2.ナチュラルとコーディネータ−
遺伝子操作された人間。遺伝子操作によりナチュラルより高い身体能力を持つ。
争いの原因となったのは
S型インフルエンザ
によるところが大きい。これはナチュラルにのみ感染、発症し、コーディネータ−には感染も発症もしない。後にワクチンが開発されるが、コーディネータ−がこのS型インフルエンザのウィルスをつくり出したのではないかということで争いの火種の1つとなる。(このあたりは外伝の方が詳しい)。
ブルーコスモス
遺伝子操作を良しとしない団体。だが、
遺伝子操作された人間は排除を思想
としている。政界や財界にも深く関与している。
その盟主がムルタ.アズラエルである。
メンデル
コーディネータ−がブームとなった時期に研究、開発が行われたL4コロニー。
SEEDの主人公キラ.ヤマトはここで作られた最高のコーディネータ−(スーパーコーディネータ−)
であるが、研究費を援助したのが、
ムウ.ラ.フラガの父、アルダ.フラガ
でありその条件として提示したのが禁止されていたクローン人間の作成依頼である。そのことで誕生した
アルダ.フラガのクローンがラウ.ル.クルーゼ。
研究をしていたのはキラの実父、ヒビキ博士。(キラの養父母はヒビキ夫人の妹夫妻であるヤマト夫妻である。)。なお、遺伝子調整を受けずにナチュラルとして生まれた双児の一方がカガリである。ヒビキ夫妻はブルーコスモスのテロにより命を落とすが事前に情報を得ていたヒビキ夫妻はキラとカガリをヤマト夫妻に託す。(その後カガリがどのような経緯でオーブ首長のウズミの養女になったかは明らかになっていない。)
メンデルは後にバイオハザードによってコロニー自体が閉鎖されている。
3.対立する構図。
(STORY冒頭)
地球軍はナチュラルと呼ばれる人種が中心に構成されています。また、コーディネーターはプラントと呼ばれるスペースコロニーを中心にザフトと呼ばれる軍事組織をおこします。
地球軍はアメリカを中心とした
大西洋連邦
とヨーロッパを中心としたユーラシア連邦、東アジア共和国などで構成されています。
なお、地球には中立を宣言しているオーブ首長国連邦やプラント側についているアフリカ等も存在します。なお、南米の南アメリカ合衆国は商品や技術などの利害で当初プラント派の国でしたが大西洋連邦に武力併合されてしまいます。
なお、地球軍側も一枚岩ではなく戦争後の利権に関してこの段階から争っていた。
4.血のバレンタイン事件
血のバレンタイン事件
地球とプラントの対立が激化した中で地球軍が武力制圧を行う。その中でプラントの食料コロニー
ユニウス7
にミサイル攻撃を行う。その中で核ミサイルを使用し、ユニウス7が崩壊した事件。なお、核ミサイルを使用したのはブルーコスモス親派の地球軍士官がおこなったとされている。これが戦争の引き金となる。
5.MS
当初、地球軍は物量作戦を行っていたがプラント側のザフトは極秘開発していたMSを投入し当初の目論みが失敗に終わる(このあたりはファーストガンダムと同じ。)
MSはこの時点ではコーディネーターしか操縦できないものであった。
6.Nジャマー
N(ニュートロン)ジャマー
血のバレンタイン事件をきっかけにこの悲劇をくり返さない為にプラント側が開発したもので核が動作しない。また副作用によりレーダーが使用できないなどがある。
ザフトの地球降下後地球はエネルギー危機に陥る。
7.G
戦争の膠着状態に対して連合の
ハルバートン提督
が提唱したMS開発計画。
議会の賛同を得られなかった為に極秘に進めていた。開発に行き詰まり、協力を仰いだのがオーブの軍需企業
モルゲンレーテ社
。
これにより完成したのが
第1次GAT-Xシリーズ
である。なお、この段階ではナチュラルが操縦できるOSが完成していない状態で4機がザフトに奪われる。
なお、非合法にデータを盗用し開発したMSがオーブのASTRAYシリーズ。第1次GAT-XシリーズとASTRAYプロトタイプシリーズはオーブの資源衛星
ヘリオポリス
で開発された。一方地球にて第1次GAT-Xシリーズの弱点を改善した第2次GAT-Xシリーズや量産型MSの開発をおこなっている。
8.モルゲンレーテ
モルゲンレーテ
オーブの軍需企業。実体はオーブの後継首長の家柄のひとつサハク家が関係している。本来、第1次GAT-Xシリーズ開発協力をウズミ首長は断ったが、裏でサハク家が
モルゲンレーテ社を通じ開発協力をおこなった。地球軍のアークエンジェル級の開発もモルゲンレーテ社によるもの。オーブ自体がナチュラルとコーディネーターの融和策をとっている為技術力が高い。
9.ザフト
ザフト
最終的には国軍になっている。志願兵中心の為階級が存在しない。